ノスタルジー // Nostalgia

何年経っても心にしみる…郷愁にかられるノスタルジックな私的選曲集

的選曲は毎度のことなのですが、今回も曲を絞るのが大変難しいテーマでした。
こういう定義がなくて抽象的なテーマって面白いんだけど、毎回4つに絞るのが難しいんですよね。

今回は、私自身が個人的に懐かしさや切なさを感じて、ホロリ…としちゃう楽曲にフォーカスしてピックアップしてみました。「こんな曲あった!」と思い出したり、「久しぶりに聞いてみたいなー」と思っていただければ嬉しいです。同時に、今回も皆さんの思うノスタルジー臭溢れる楽曲を再度聴き直してみてはいかがでしょうか。

私ももうすぐ年末のため実家へと帰省致しますので、実家の押入れから懐かしいCDなんかを引っ張り出して久しぶりに聴いてみるのもいいかも!なんて思っています。帰ったってどうせ餅食って寝てるだけですからね。w

例えようがない!心に届く美しすぎる名曲!
Drifter / KIRINJI

ノスタルジックに浸るどころではない、まずはこちらの名曲を。w
2001年に発売されたアルバム、Fine

このアルバムで私は初めてキリンジを知って大好きになった。このアルバムをきっかけに色々なキリンジのアルバムを聴き漁ることになったわけなのですが、この曲を初聴きした時、胸が締め付けられるような、なんとも言えない気持ちになったことをハッキリと覚えていて、思わず泣きそうになってしまった記憶がある。

誰しもそんな時期があると思うのだが、多感な時期ということも重なり、私自身も両親との衝突含め家庭環境というか状態自体があまり良いものではなかった。そんな時にたまたま聴いたこのアルバムだが、特にその中でもすぅ~っとこの曲が心の中に入ってきた感じがした。それ以来、なぜだかわからないけれど、この曲を聴くと今遠く離れている両親のことをいつも思い出してしまう。

 

あれからもう数十年と経つのに、未だにこの曲を聴くと懐かしさに似た不思議な感覚になる。それはどこか、寂しさや切なさみたいな感情も湧き上がってくる。
でも、それは私だけではなく、やはり同じように感じている人も多くいらっしゃるようで、YouTubeのコメントだけ見ても多くの方々がそれぞれ何かしらの感情が湧き上がっている様子。

今回は、ファンから「ヤス」の愛称で知られる弟、堀込泰行在籍時のラストツアーのDrifterをペタってみました。この歳になって聴くDrifterもまたいい!(涙

ノスタルジーサウンドが癖になる自宅録音家
時代の壁を飛び越えよう / まつきあゆむ

当時、くるりがパーソナリティを務めていた「OH MY RADIO」のコーナーで、くるりのスーパーオーディションなるものがあった。くるりのレーベルにも送られてきたデモ音源から今後期待されるアーティストを紹介してくれるコーナーだったのだが、そこで紹介されていたアーティストの一人が、このまつきあゆむさんだった。

それをきっかけにまつきあゆむさんの個性的な音楽性にとても興味を持ち、彼が中心となって配信されていたUstream限定のラジオ「ほうかご実験クラブ」も大好きでよく聴いていた。しばらくして1億年レコードというmp3限定、そしてレーベルを一切通さず、入金すると音源データが丁寧にご本人からメールでデータが送られてくるという斬新な音源販売スタイルで、ある意味CDを買った時の感動をやや超えそうなくらいの特別感も感じたりして、とても新鮮な体験をさせてもらったアーティスト。

今回はその1億年レコードから、時代の壁と飛び越えようを貼ってみる。

 

サブスクリプションモデルが定番化して、CDを買うとか音楽を買うという喜びや感覚を知らない若い子たちもどんどん増えてくるのかもしれないけれど、それはとても悲しいことのように思う。
CDとして形に残るものではなくても私自身、mp3でも十分感動したし、大事なのはやっぱり作品に対して対価を払う意味(←ここ重要。)なのではないかな?と思います。

話はガラッと変わりますが、今回はSoundcloudの音源を貼ってみたんだけど、最近YouTubeで関連動画を非表示できなくなったので今回はこちらで。アルバムジャケットも意味深。その雰囲気も同時に楽しみながら聴いて頂ければと思います!

旋律が美しすぎるネガティブ系ノスタルジー
Pyramid / 宇宙コンビニ

平均年齢弱冠20歳(当時)のスリーピースバンド、宇宙コンビニ
出会いはYouTubeの広告にて、彼らの「EverythingChanges」が表示されて、ひと聴き惚れ。完全にスキップできない類の広告でした。この少し前くらいからポストロックとかマスロックあたりの変拍子系バンドが私の周りでも人気があったように思うし結構多かったと思うんだけど、彼らはその中でもあまり癖のないポップ感で、かつ悲観的というか物悲しさが心にじわじわと来るものがありました。「またまた、すごいかっこいい人達が現れた!」と興奮していた矢先、なんと解散の知らせ…。

その頃は私自身、無駄に苦労の絶えない日々が続いておりまして、世知辛い世の中を痛感していたわけなのですが、美しすぎるメロディーに涙腺がうるうる。あわせてこの温度感が好きでしばらくヘビロテで聴いていました。

特にこのPyramidという楽曲は、引っ越しのタイミングなどとも重なって色々思い出深いというか、一つの自分の節目にたまたま聴くタイミングが重なっていた楽曲で、これを聴くと当時は笑えなかったことが今はただ懐かしく、ちょっと切なくも感じたりして。w

 

かなり久しぶりに拝見したのですが、外国の方からの反応がすごく多くてびっくり。日本だけにとどまらず海外のリスナーからも評価を受け、惜しまれているというのはすごいことだと思う。言葉の壁をも越えるほどに、彼らの音楽は人の情理的なにかを刺激する素晴らしい魅力がきっとあるんだろうと思う。

夏にとっておきのノスタルジーソング!
ENDLESS SUMMER NUDE / 真心ブラザーズ

最後1曲のチョイスに無駄に時間がかかってしまった。w
本当に選びきれませんでしたので、今回はプレイリストのほうも聴いてもらえると嬉しく思います。

随分若い頃の記憶なので曖昧なのですが、小中の頃くらい?に当時ゲーセンにあったpop’n musicが大好きで、何度もこの曲を選曲して遊んでいました。それがこの曲との出会いだったかはちょっとハッキリは覚えていないんだけど、CHOKKAKUさんによるアレンジのこちらのセルフカバー版を先に知り、感動したことはよく覚えています。

 

あれからもう何十年経ったのかわからないけれど、なんだこの色褪せなさは。w あの頃の感じにトリップできる、時を越える名曲とでもいいますか、青春感の漂う最高にアッパーな夏のキラーチューンですよ本当に。(拝 ノリも良くてポップなのに切なさ含む歌詞とのギャップにもまたグッときちゃいます。

名曲の貫禄をまじまじと見せつけるかのように、カヴァーやリミックスを手がけるアーティストもそれはそれは豪華で多いのなんの。クラムボン土岐麻子さん、山Pなんかもすごく有名ですね。

その中でも特に私のお気に入りは富田ラボさんのリミックスです。絶妙なクールビズ感を残しつつ、完全オールシーズン仕様となっております。そちらもまだ聴いたことのない方はぜひご拝聴ください。→ ENDLESS SUMMER NUDE (Tomita Lab. remix)

今回どうしてもプレイリストに入れたかったのですが入れられなかった曲があるので、そちらを最後に書かせてください。

既に解散してしまったんだけど、Syrup16gの「Reborn」という楽曲。昔お世話になった宮崎のライブハウスのことを思い出す思い出深い曲。シンプルな歌詞なのですが、年齢を重ねれば重ねるほど一言一言がとても美しくズーンと心に突き刺さる曲でして、ご存知の方も多いと思いますがここに記録として書かせて頂きました。

もうあと数日で2018年最後の月となる12月です。
改めてこの1年を振り返ったり、これまでの時間や来年のことを考える時間のお供に、懐かしい曲を引っ張り出して聴いてみてはいかがでしょうか。

▼ This week’s Select Music