超絶メロディアスな楽器「ハープ」が紡ぐ、秋の夜長に聴きたい癒し曲セレクション

を使い弦を鳴らすバイオリンとは異なり、弦を弾いて音を鳴らす「ハープ」
実際に実物をまじまじと見たことはないので、私自身も全然詳しくはないのですが、ハープと一言でいっても、アルパやアイリッシュハープなどなど様々な種類があり、響きや大きさにも違いがあるらしい。

いかにも単純で申し訳ないのですが、女神様のような女性が爪弾く姿を想像してしまうことからもなんとなく敷居が高いイメージもあるけれど、普段何気なく聴いている音楽の中にも、こういっちゃ悪い気もするんだけど、結構な名脇役として度々お見かけすることがある。

優しい音色ゆえ、また自己主張が控えめな立ち振舞いからか、耳を澄まして聴かなければ意識すらできないこともあるほどだが、ハープによる曲への高い装飾効果や、聴いても疲れるどころか逆に癒し効果さえ感じる美しい音色は癒しの楽器そのものです。

今回は、なかなか厳選されることのないハープの音色を楽しめる、秋の夜長にぴったりの癒し曲をこれまでの私自身の音楽ボキャブラリーの中からセレクションして勝手にプレイリスト作ってみました。(自己満です)当然これはごくごくほんの一部で、まだまだ他にもたくさんの曲があると思いますので、皆さんのボキャブラリーの中からもこの機会にぜひ探して聴いてみてはいかがでしょうか。

超良質!フレンチポップバンドのミディアムバラード!
Honeymoon / Phoenix

以前、記事にも書いた創作でもフォーカスしたPhoenix。その歴史的傑作であるのが、2000年リリースのデビューアルバム「UNITED」。フレンチポップといえば、1でもピックアップしたTahiti80もフランスのバンドでデビューがほぼPhoenixと同時期だった。

当時の私もTahiti80にメロメロのゾッコンではあったのだけれど、一部での評価が猛烈に高かったのがこのPhoenixだったらしい。恥ずかしながらデビューから数年経ってからPhoenixの存在を知ったのだけれど、If I ever feel betterを筆頭に、自分のPCのitunes再生回数が1位になるぐらいにヘビロテした。

 

そのUNITEDの3曲目に収録されているミディアムテンポバラード「Honeymoon」教会の雰囲気を漂わせるパイプオルガンのイントロから、アルペジオを奏でるハープの音の粒が心地のよい逸曲。

曲のタイトルがHoneymoonというくらいなので、結婚式的な曲かしら?と思いきや、歌詞は意外や意外、どうやら全くハネムーンらしき雰囲気はなくむしろ少し悲観的。w 

極上エレガントボイス!R&B界のカリスマ!
Sexy love / NE-YO

R&B界のキングといっても過言ではない、シンガーソングライター兼音楽プロデューサーでもあるNe-Yo。2006年当時は結構街中あちらこちらでNe-YoのSo SickかこのSexy Loveがガンガンかかっていた記憶があるんだけど、自分が住んでいた街だけかな?w それにしてもこのMVのNe-Yo、わ、若い…!!

当時働いていた雑貨屋さんの音楽がUSENを使用していて、選曲していたチャンネルからSexy Loveがよく流れていたから鮮明に記憶に残っている。

無駄なものを感じないシンプルな音の中で、ハープのリフが心地よくループしていて耳に残りやすい曲だと思う。さらに、Ne-Yoの美しい歌声と美メロがこれまた絶妙にマッチしてて、セクシーというより品格を感じられる、まさにエレガント!

 

Ne-Yoの作品の中で一番聴いたアルバムが「In My Own Words」で、ハープを多用しているという印象。既に聴いたことがある方も多いとは思いますが、まだ聴いたことがない方やR&Bが苦手…という方も比較的サラッと聴けるのではないかなと思います。

目からウロコ!進化系ブラックミュージック!
For love I Come / Thundercat

LA出身のベーシスト、Stephen Bruner。ソロ名義ではThundercat。驚異のベーステクニックが世の中の音楽ファンからとても高い評価を得ており、天才ベーシストと呼ばれている。ベーシストとしてだけでなく、プロデューサーまたはボーカリストとしても精力的に活動しているアーティスト。音楽だけでなく存在感やファッションもパンチが効いていて、一度知ってしまうとなかなか抜け出せない多彩な魅力を感じられるアーティスト。

ハイセンスな音楽をいろいろ知っている方から、とあるPodcastを教えて頂いてよく聴いていたんだけど、そこでこのThundercatのFor Love I Comeが流れてきた。イントロだけで私の耳が反応したが、当時はそのアルバムがなかなかCDショップで手に入らず、探しに探し回って下北沢のディクスユニオンでようやく手に入れて聴いたという思い出がある。ハープとキーボード、そしてベースの絡み合いによってトランス状態を誘発させられかねないのでご注意。w

 

Thundercatとしてのデビューアルバムである、この「The Golden Age of Apocalypse」は、一般的なベースというイメージの常識を覆される。ベースという楽器の可能性が、特に楽器を弾いたことがない人からするとびっくりするほど広がるのではないかな、と思う。それくらい規格外。w

また、このアルバムに限ったことではないがジャンルレスかつ、めちゃくちゃ洗練されている。そんな不思議な音楽性からか、心地よさとわくわくするようなスパーク感がブレンドされている楽曲ばかりでどのアルバムをとっても楽しめるし、ハイクオリティなブラックミュージックを堪能できる作品が多い。

パワフルでも美しい!個性派歌姫の爽快ポップ!
Wanted / Kehlani

アメリカ合衆国オークランド出身の女性シンガーソングライターKehlaniの2015年に発売されたアルバム「You Should Be Here」に収録されているWanted。こちらではハープの綺麗で爽快な音色と共に、ケラーニの力強くも美しいのびのびとした歌声が堪能できる楽曲。

エレクトロ寄りの楽曲であるにも関わらず、クラシックの印象が強めのハープという楽器の魅力がここまで引き立ち、見事に融合されていることにはびっくり!新鮮さハンパない!

 

ケラーニを初めて知ったのは実はかなり最近で、「Honey」という楽曲で一気にその歌声に魅了されてしまった。ギターと歌だけなのに抑揚のつけられ方がものすごい!この表現力の高さとこのオーセンティックな雰囲気が逆にストレートですんなり耳に入ってきて気持ち良い。

これだけ読むと、どんな可憐な美少女だろうかと想像する人もいるかもしれないが、実際は超絶美人だけど全身タトゥー入れまくりのなかなかの個性派。そのギャップによってもまた、彼女の虜になる人も少なくないはず!

今回は、ハープの音色を楽しめる曲を完全に独断と偏見でフォーカスしてみたのですが、洋楽に絞ってピックアップしてみたんだけど、ハープといえばこの曲でしょう!って思ってどうしても書いておきたい邦楽曲があったのでメモ書き的な感じで残しておきたいと思います。とはいえ、音源はどこにもないのでiTunes Storeのリンクだけペタるのですが…

イブニングで連載されていた佐藤マコトさんの漫画「サトラレ」の映画版主題歌だった「Lost Child」。

懐かしいと感じる人も多いのではないでしょうか?

私にとってm-flocome againよりもずっと「ハープといえばこっち!」という印象が強くて、ボーカルにクリスタル・ケイをフィーチャーした藤原ヒロシMondo Grossoの大沢伸一タッグの大物同士の作品。まだ10代前半のクリスタル・ケイという逸材をぶち込んで最高に神秘的な作品に仕上げているのだからすごい。

このミステリアスで儚げ、切なさもあるのにどこか懐かしい感じがする不思議な感じが好きで、今でもたまに聴きたくなるんです。

以前に、エヴァの記事で1曲目に挙げたThanatosとか、冨田ラボ feat. NazのOCEANとかも少しその要素を感じるのですが。Lost Childはイントロのハープがとても綺麗で、今の季節にちょうどいい温度感の曲だと思います。

そんな感じで今回も自己満全開でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!

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